ヨネックス(YONEX) ソフトテニスラケット アイネクステージ90S (i-NEXTAGE 90S) (INX90S)

■製品名:アイネクステージ900■素材:高強度カーボン+ネオカップスタック型カーボンナノチューブ+ゴムメタル■フェイスサイズ:85平方インチ■サイズ:UL1、SL1■バランスポイント:平均290mm■全長:690mm■カラー:ジャパンレッド(364)■価格(本体価格):\24,150(本体価格\23,000)■原産国:日本NX90シリーズが発売されてから約4年・・・。ネクステージは次の世代へ向けた『新章』に突入する!※i-NEXTAGEの「i」は、『impulse(推進力・勢い)』の略です。ネクステージシリーズが展開されてからだいぶ時間が経過したが、年々開発されていく新たな素材を次々と搭載していく事で、さらにスピード感の増したゲーム展開が繰り広げられているソフトテニス界。スピードテニスが更に進化していく中で、選手もそのスピードに順応する。人間の持つ潜在能力というものは、改めて凄いと思い知らされる。その一方で、新たな素材を搭載するだけでなく、現在のプレーに合わせた高速プレーにフィットするフレームの形状を掛け合わせることで、ミスを減らし、且つよりダイナミックな攻撃を可能にしたのが、今回の【i-NEXTAGE】の特徴である。注目すべく、新しいi-NEXTAGEの特徴を探ってみよう。打球時は、どんなに硬いラケットでもフレームが少し変形します。この変形がフレームの場所によって、「たわみ」や「しなり」などと呼ばれますが、打球面の部分は、ガットがグッと押し込まれる力で"たわむ"わけです。この「たわみ」が大きくなれば、ボールが遠くに飛んだりスピードが出たりします。しかし、"たわみ"だけが強いとボールは飛んでいくのですが、コントロールは悪くなります。ガットの張り具合が緩すぎると、ボールは飛んでもコントロールは難しいですよね。そこで、"たわみ"が強い部分と変形を抑える硬い部分を組み合わせてボールのばらつきを抑え、さらにボールにしっかりとパワーを伝える事が可能になります。さらに、この"たわみ"をすぐに元の形に戻す復元力が早くなる事で、ボールを押し出す力も強くなり、スピードの乗った打球が可能になります。復元が早くないと、ただボールが飛んでいくだけになりますからね。今回はストリングスパターンにも変化が出ています。ガットは縦糸と横糸が交互に編まれて張り上げられていますが、細かいマス目が出来ているのは見ればわかると思います。このマス目が小さいと、打球時にボールに絡むガットの本数が多くなるので、『反発』が強くなり打球のスピードが増していきます。逆に、マス目が大きいと打球時にガットが広がって戻る作用が強く働くので『飛び』が強くなり、飛距離が出やすくなります。新しいストリングスパターンは中心に向かってマス目が細かくなっているのでより反発の強い構造である事がよくわかります。『じゃあ、反発するけど飛ばしにくいの?』と考えてしまうかもしれませんが、フレームの中心部分は1番ガットが"たわむ"場所です。という事は、真ん中付近は元々ボールが飛ばしやすい場所なので、この場所にさらに強い『反発』が加わったと考えるとわかりやすいと思います。中心にガットが集まるという事は、外に外れて行くにつれてマス目が大きくなります。マス目が大きくなれば、ボールは飛ばしやすくなりますが、真ん中から外れていくとガットのたわみが弱くなるので、マス目が大きくてもボールは上手く飛びません。今回は、図の右側にあるようなガットの通し穴にも工夫を施しているので、真ん中をちょっと外しても、しっかりと返球できる期待が強くなります。新しいフレーム形状とも上手くかみ合って、リカバリー能力が高いようです。ボールを打球面の中心付近でとらえると、振動は少なく感じる事がほとんどだと思います。これはガットから伝わってくる衝撃がバランスよく伝わってくるため。しかし、真ん中を外すとバランスが崩れるので、その分衝撃や振動が強く伝わってきます。この振動って、あまり手首や肘、肩には良くなかったりするんですが、振動吸収繊維が搭載されているので、だいぶ負担の軽減が期待できそうです。素材や機能を追いかけると、以上のようになりますが、これだけではわからない部分はまだ多くあります。元々、NX90シリーズや以前の最上級と言われるモデルを使用されている方は今回のi-NEXTAGE90シリーズは打球感もだいぶマイルド(柔らか)に感じられると思います。しかし、打球感がマイルドになっても、フレームが硬いモデルには変わりありません。沖本がオススメするとしたら、やはり対象は、【筋力のしっかりとした高校生男子以上】のプレーヤーさんに使ってもらえるとラケットの性能をグッと引き出せると思います!
価格:18113円
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